profilephoto
Kanji Isaac Ishizumi
 
+BOOK
これならわかる実践M&A事典
「会社合併実務の手引」(新日本法規出版)
+BOOK
これならわかる実践M&A事典
「これならわかる実践M&A事典」(プレジデント社)
RSS 1.0
ATOM  0.3
<< August 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

    Comments from a Rabbi in Jerusalem
    ジェルサレムのラバイからのコメント

  1. Introduction to Judaism
    ユダヤ教の初歩の初歩
  2. Difference between Judaism and other religions
    ユダヤ教と他宗教の違い
  3. Who Jews are?
    ユダヤ人とは?
  4. Jewish Religious Calendars and Annual Events : Jewish Ceremonies
    ユダヤ教の宗教カレンダーと年中行事・ユダヤ人の人生儀式
  5. Jewish Prayer
    ユダヤ教の祈り
  6. Kashrut
    ユダヤ教の食事戒律
  7. Jewish Laws (except Kashrut)
    ユダヤ教の戒律(食事戒律以外)
  8. What is the prohibition of idol worship that is the essence of Judaism?
    ユダヤ教の真髄である偶像崇拝の禁止とは
  9. Judaism and Circumcision
    ユダヤ教と割礼
  10. Judaism and Tzedakah (To help the poor)
    ユダヤ教とツェダカ(貧者救済)
  11. Concept of G-d in Judaism (Relationship between Jewish and G-d)
    ユダヤ教に於ける神の概念(ユダヤ人と神との関係)
  12. Interpreting Hebrew Bible by Kanji Isaac Ishizumi
    石角完爾が読み解く“おもろい”Hebrew Bible
  13. Jewish Daily Life, especialy Shabbat day
    ユダヤ人の日常生活 … 特に安息日について
  14. Jewish in the various cities and countries
    世界各地のユダヤ人
  15. Jewish Wisdom of  5000 years
    ユダヤ5000年の生活の知恵
  16. Judaism and Education
    ユダヤ教と科学・教育
  17. Judaism and Moral Law
    ユダヤ教と道徳・法
  18. Judaism and Medical Science
    ユダヤ教と医学
  19. Judaism and Money
    ユダヤ教とMoney
  20. Relationship between Men and Women in Judaism
    ユダヤ教と男女の関係
  21. Relationship between Human and Animal in Judaism
    ユダヤ教に於ける動物と人の関係
  22. Anti-Semitism
    反ユダヤ主義について
  23. Compariative study of Jewish and Japanese
    ユダヤ・日本 比較論
  24. Jewish view on Japanese Business and Business Culture 
    ユダヤ人から見た日本企業と日本の企業文化
  25. Jewish view on Japanese Education
    ユダヤ人から見た日本の教育の問題点
  26. Why and How Kanji Isaac Ishizumi converted to Judaism?
    何故、どのようにして(Why & How)石角完爾はユダヤ教徒になったか?
  27. Publication of Kanji Isaac Ishizumi
    石角完爾出版物紹介
  28. Comments from Blog readers
    ブログの読者からの反応
  29. Others
    その他
会社に「さん」を付けて呼ぶ ---- 日本だけの会社文化?

会社に「さん」を付けて呼ぶ ---- 日本だけの会社文化?


恐らくこの違いが欧米ユダヤと日本の違いの中で最も際立つものの一つ、つまり意思決定のSpeed の違いに影響してくるのだ。


日本では会社に「さん」を付けて呼ぶように会社に人格があり、その人格のある「会社様」が本社という聖なる場所に生きて存在しており、取引先や下請け、Salesman などその「会社様」より序列の低い人間は「会社様」のおわします所に来て挨拶(お参り)するべきだとという意識がある。


会社神格化だ。


西洋人もユダヤ人も会社には人格や神格などないので(そもそも、人は神格化しない、ましてや法人は人格化も神格化もしない。

西洋ユダヤの一神教とは人も法人も神格化しない宗教なのだ。)、社長も含め担当者同士会えるなら世界のどの都市でもさっさと会おう、その時と場所はお互いが合意した所で早く会おう、世界は早く動いているから、特にBusiness、Innovation、技術の世界は全てが早く動いているから、となります。


日本の会社人格主義/会社神格主義は「お前が会いたいと言っているのだから、俺の会社様のおわします本社に来い。それが礼儀というものだ」ということ。「俺の本社様」「俺の会社様」、トヨタ様、松下様、経営の神様、本社詣でということになる。


欧米ユダヤ社会では会社に「さん」を付けて呼ぶという法人人格化、ましてや会社神格化は全くありません。従って本社の応接間が何らかの意味(会社様への謁見の広間)を持つということも全くありません。


私がApple のSteve Jobsに会ったのも他の社員がいっぱい居た社員食堂です。お互いにTray に昼食を載せながら「Hi Steve」という感じで、向こうもT-shirt、私もT-shirt 。別に社長室に来いという本社の社長室でということは全くありませんでした。


Silicon Valley の会社の社長もごく普通に近くのStarbucksで取引先と会ったり、出張先のHotel のLobbyで取引先と会ったり、Salesmanと会ったりです。最近ではSkype Meeting で済ませることもごく普通です。


これに対して日本は会社を「さん」付けで呼ぶように会社に人格を持たせ(会社人格化)、その人格に対して崇拝、尊崇の念を持つ、または示す、こと(会社神格化)を社会的序列の低い人間(下請け、取引先、Salesman、そして社員)に要求するというものである。


恐らくこういう面(会社が人格化/神格化した為に儀式儀礼の為に時間がかかる面)がInnovation Speed の恐ろしく早い分野では日本が後塵を拝する姿と重なっていっているのでしょう。

| - | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
William 王子とWestern Wall (その2)

前回のE-Notice でイギリス王族として初めてWilliam 王子がWestern Wall (嘆きの壁)を訪問され、その前で祈りを奉げられたことを皆様に報じたが、これがいかに画期的なことであるのか、イギリス王室約1150年の歴史の中でいかなる意味を持つのかを振り返ってみよう。


問題のEdward 1世は1272年に王位に就いたが、その3年後の1275年Edward 1世はユダヤ人による金融業を徹底的に取り締まる発令をした。有名な1275年のStatute of the Jewry である。ユダヤ人取締り令。内容はユダヤ人に金融業を営むことを一切禁止するというものである。


それ以前のイギリスにおいてユダヤ人の生業は金融業であったことを考えれば、これがいかにイギリスのユダヤ人に対する大打撃であったかが分かる。


Edward 1世は王位に就く以前からすでにユダヤ人に対する取締りを王位承継者としてすでに実行に移していた。


彼が王位に就く3年前の1269年ユダヤ人が売買業、商品取引業を行う為には許可が必要とするユダヤ人物品売買禁止令を発布した。これによってユダヤ人は物品売買、古物売買に一切従事出来なくなってしまった。それまでユダヤ人の2つの生業、金融業と物品売買、古物売買業の2つであったことを考えると徹底的なユダヤ人取締り令であった。


そして王位に就く1年前の1271年、7歳以上のユダヤ人は全て決められた目印の胸下げを首にかけることが義務付けられ、胸下げはその後勅令によりだんだんと大きさが大きく決められ、Henry 8世の時には胸下げの色は黄色、そして大きさは指6本分の縦、及び横の長さが指3本分とされたのであった。なおかつ、12歳以上のユダヤ人は一般のイギリス人が支払う税金の3倍の税金を支払うよう命じられた。

 ちなみに、この黄色のBadge を付けるというユダヤ人認識票の伝統はNazis に引き継がれ、Nazis ではユダヤ人は腕にYellow のArm Band (腕章)を付け、そのArm Bandにはユダヤ人のJew の「J」を付けるように要求された。


そして1279年、Edward 1世が王位に就いてから7年後の11月17日、いきなりLondon の金融業に従事していたユダヤ人600人を通貨偽造の疑いで全員逮捕し、そのうち約半数の300名が絞首刑に処せられたのである。


実はそれ以前の1190年3月、イギリスのYork に住むユダヤ人に対する大量虐殺事件があった。その当時York には150家族、人数にして約400名のユダヤ人が住んでいたが、ユダヤ人討伐の十字軍の影響がEurope 中に広まり、それを受けて1190年の3月16日、イギリスのYork 地方に住む数百名のユダヤ人の大量虐殺事件が発生した。


いわゆる暴徒の集団が金融業を中心に生計を立てていたユダヤ人の商店、取引所、そして住家を焼き討ちしたのである。捕らえられたユダヤ人はその場で殺されるか火あぶりに処せられ、ことごとく虐殺された。


​そしてついにユダヤ人追放令が1290年に出され、イギリスからは一人のユダヤ人もいなくなった。財産は全て没収。

やっとユダヤ人がイギリスに入ることを許されたのは1649年のCromwell 時代になってからである。 ​

| - | 21:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
William 王子 嘆きの壁 石角扇

イギリス国教会の信徒であるWilliam 王子がこの度2018年6月28日JerusalemのWestern Wallを訪れ、ユダヤ教の印であるKippaを頭に被り、右手を壁に当てユダヤ教の祈りを奉げられ、ユダヤ教の祈りを書いた小さな紙の巻物を壁の隙間に差し込まれました。


我々ユダヤ人にとってイギリス王室のMemberが初めてWestern Wall(嘆きの壁)をこういう形で訪問してくれたことは大変有難いことである。

 

William 王子はイギリス王室として初めてJerusalemのWestern Wall(嘆きの壁)に祈りを奉げた第一号のイギリス王族となったこの快挙を祝い、早速イギリス王室主催の午餐会が開かれたので参加して来た。


  

なお、石角完爾の妻Naomi Rebekah Ishizumi​がNew Yorkで経営する石角扇商店はイギリス国王のEdward 8世及びSimpson夫人から特にご指名の注文を受け、イギリス王室から度々京都の石角扇商店に使者が来てお買い付けになった時以来からのイギリス王室との繋がりである。


かくしてイギリス王室御用達の日本の扇商店となった石角扇の代表作(第二代目当主石角喜三郎 1893年作)は大英博物館に収納され、大英博物館の日本美術展示館で石角扇の展示会が2002年3月に開催されたのである。 


石角扇商店当主6代目Naomi Rebekah Ishizumi​は1881年創業の石角扇商店の6代目当主となる。

 

大英博物館日本部長Tim Clark 氏と石角扇大英博物館展示会にて

| - | 02:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
William 王子 嘆きの壁 石角扇

イギリス国教会の信徒であるWilliam 王子がこの度2018年6月28日JerusalemのWestern Wallを訪れ、ユダヤ教の印であるKippaを頭に被り、右手を壁に当てユダヤ教の祈りを奉げられ、ユダヤ教の祈りを書いた小さな紙の巻物を壁の隙間に差し込まれました。


我々ユダヤ人にとってイギリス王室のMemberが初めてWestern Wall(嘆きの壁)をこういう形で訪問してくれたことは大変有難いことである。

 

William 王子はイギリス王室として初めてJerusalemのWestern Wall(嘆きの壁)に祈りを奉げた第一号のイギリス王族となったこの快挙を祝い、早速イギリス王室主催の午餐会が開かれたので参加して来た。


  

なお、石角完爾の妻Naomi Rebekah Ishizumi​がNew Yorkで経営する石角扇商店はイギリス国王のEdward 8世及びSimpson夫人から特にご指名の注文を受け、イギリス王室から度々京都の石角扇商店に使者が来てお買い付けになった時以来からのイギリス王室との繋がりである。


かくしてイギリス王室御用達の日本の扇商店となった石角扇の代表作(第二代目当主石角喜三郎 1893年作)は大英博物館に収納され、大英博物館の日本美術展示館で石角扇の展示会が2002年3月に開催されたのである。 


石角扇商店当主6代目Naomi Rebekah Ishizumi​は1881年創業の石角扇商店の6代目当主となる。

 

大英博物館日本部長Tim Clark 氏と石角扇大英博物館展示会にて

| - | 02:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
神の加護 ユダヤCommunityの有り難さ

たまたま出張に来ているNew Yorkで写真付きの定期券を落とした。他の重要な物も入っている財布を落としたのだ。

 

アチコチ心当たりを探して回ったが出てこない。そこでHotelに戻ってNew Yorkの落とし物Centerに電話をしているところに、ちょうど電話がかかってきた。何とNew Yorkの都市交通局から電話があったのだ。

​ 

「貴方は定期券を落としませんでしたか?」

 

「そうなんです。今一生懸命探していたところなのですが、財布の中に定期券を入れたまま落としてしまったらしいのです。」

 

「落とし物を拾った人が定期券の写真を見てユダヤ人だろうということで、すぐにNew Yorkの落とした所の近くのSynagogueに電話があり、そのSynagogueからNew Yorkの都市交通局に電話があったのです。」

 

「それでは早速拾い主の方に連絡を取りたいのですが。」

 

「Privacyの問題があるので、拾い主から電話を入れるということです。貴方の電話番号は何番ですか?」

 

「私の電話番号は国際電話でSwedenのxxxxxxxです。」

 

「承知しました。」

 

と言って都市交通局との電話が切れた後しばらくして拾い主のAnnieという女性から電話があった。

 

「貴方の定期券の写真を見てユダヤ人ということが分かったのでお電話しています。76丁目のStarbucksの前でお待ちしていますから。」

 

「それは大変有難うございます。では10分以内に伺います。」

 

ということで私はTaxiを拾い急ぎ駆けつけたところ、そのStarbucksの前で中年のユダヤ人女性(一目で服装で分かる)がニコニコ笑って私の方を見て

 

「ああ、その服装はChabadの方ですね?」

 

「そうです。」

 

「これでしょう、落とされた財布でしょう。」と差し出してくれた。

 

私は厚くお礼を申し上げ、StarbucksのGift cardをお礼に差し上げて、Hebrew Bibleの祈りShema Yisrael を唱え、神のMiracleに感謝した。

 

 

New York市というのは非常に親切な所で、私が25年前たまたまNew Yorkの医者で血液検査を受けたところ、2週間後検査結果が出て、異常な項目が出たので、そのユダヤ人の医者が直ちにNew York市当局に通報した。

 

そしたら30分もしないうちにNew York市当局からSwedenにいる私に電話がかかってきて

 

「申し訳ないが、New YorkのどのRestaurantで何を食べたのか報告してもらいたい。Gonzalez医師から今報告がNew York市に入って、水銀中毒の恐れがある血液検査の結果なので、すぐそのRestaurantを付きとめたい。」

 

「いや、New Yorkでは全く外食をしていない。」

 

「名前から察しますと日本人ですか?」

 

「はい、日本人です。」

 

「ああ、それならこのLevelの水銀でも当然でしょう。日本人はFish Eaterなので血液中の水銀濃度が必然的にAmerica人の何十倍というLevelになることがあります。」

 

そのLevelはNew York市衛生当局の最大許容 Levelを超えており、水銀汚染した食物を出しているRestaurantと見做され、行政指導、一時閉店

措置対象になるのでそのRestaurantがどこかを知りたかったということであった。
 

| - | 18:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
ユダヤ教に於いて「死」はどのように捉えているのか?

ユダヤ教に於いて「死」はどのように捉えているのか? 死後の世界はあるのか? 輪廻転生はあるのか? 祖先が悪いことをしたからバチが今の自分に当たったとかいう因果応報の考え方があるのか?

 

結論から先に言うと、ユダヤ教は今を生きる為の宗教である。

 

仏教のように今の生活がいかに惨めであっても死後に極楽往生に行けるなどという極楽浄土の死生観はない。従って死後の極楽の世界、あるいはバチが当たって落ち込んで行く地獄の世界を想像した絵画というものもない。

 

元々ユダヤ教は偶像崇拝を禁止する宗教であるから、死後の世界を描く絵画などは絶対に存在しない。もしそのようなものを描いてユダヤ教の祈祷所であるSynagogueに飾っていたりすれば、それはもはやユダヤ教ではない。仏教のように極楽の世界を蓮の花に囲まれた安楽の世界などというような絵画を描いたり想像したりすることもない。

 

ではユダヤ教では「死」をどのように扱っているか? 読者にそれを考えてもらいたい。

| - | 00:39 | comments(2) | trackbacks(0) |
Passover bread?

2018年3月30日(ユダヤ暦5778年1月(Nisan)14日)の夜はPassover、PesachのSederである。

 

世界中のユダヤ人が時間こそ時差の関係でずれるが、この時はPassover Sederを祝うのである。

 

この時はカチカチの一切酵母菌で膨らませていないMatzo というCrackerのようなものを食べるのである。

 

何を祝うのか? 祝うという言葉が少し不適切だが、どういう宗教行事かと言うと、我々ユダヤ人がEgyptから脱出したそのことを再現する儀式なのである。世界中のほとんどのユダヤ人がこの儀式に参加する。

 

その日から8日間は一切ハメツ(Chametz)すなわち酵母を使わない料理をしなければいけない。

 

酵母を使わない料理というのは通常のパンのみならず、酵母菌が介在すると思われる穀物類、そして穀物と外観上似ている豆類も万が一酵母が付いている恐れがあるので、これを避けるのである。

 

この時Egyptから60万人のユダヤ人がMosesに連れられて脱出するのである。そしてその後40年Sinai Peninsula(シナイ半島)をユダヤ人達は旅するのである。Pithom、Succoth、Kadesh-barneaという各地を彷徨うのである。

 

 

これが史実のどれに該当するか、現代の歴史学者、考古学者が色々な説を述べているが、最も支持を得ているのがHyksos(ヒクソス)、つまりBC 1630年からBC1523年までNile川の下流域を支配したHyksosというSemite(セム人)の王朝が戦争に負け、全員Egyptを脱出して行ったという歴史的事実を指しているのではないかという説である。

 

ユダヤ人であったJesusの最後の晩餐はLeonardo da Vinci の絵で有名であるが、これがPassover PesachのSederであった。

 

そこで一部のChristian達もユダヤ人と同じPassoverのSederを執り行うのである。これをChristian Sederと言う。

 

さてPassoverのSederは手順書に従って行われる。その手順書、すなわちPassoverのProtocolを定めたものをHaggadahと言う。

 

そのHaggadahによると、親が子供達に質問をする場面がある。その質問がこのPassoverの夜はどうして他の夜とは全く違う夜なのかという質問である。

 

そしてPassover の期間中は中東地方のユダヤ人、Persiaに住んでいたユダヤ人達は穀類の他に豆類も避ける。Ethiopiaのユダヤ人達はPassover 中は乳製品特にYogurtを食べない。Hungaryのユダヤ人達はPassover の時はどういう訳か人参を食べないのである。

 

このように世界各地のユダヤ人によってPassover で食べないものの範囲は色々だが、基本的にどの地域のユダヤ人も絶対にPassover の時食べないのはパンである。

| - | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
7刷りになりました。

さて私が3年前に出版致しました「ユダヤ式Why思考法」(日本能率協会マネジメントセンター: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E5%BC%8FWhy%E6%80%9D%E8%80%83%E6%B3%95-%E7%9F%B3%E8%A7%92-%E5%AE%8C%E7%88%BE/dp/4820719238/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1520386373&sr=8-1&keywords=%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E5%BC%8F%EF%BD%97%EF%BD%88%EF%BD%99%E6%80%9D%E8%80%83%E6%B3%95がこの度7刷りとなりました。

 

 

おかげ様でLong Sellerとなっております。

| - | 23:38 | comments(1) | trackbacks(0) |
石角完爾の健康通信 (その3) 

血断健康法/油断健康法/乳断健康法----血断、油断、乳断

 

「血断」とは血を断つと書く。ユダヤ教の教えに従って動物の血は一切口にしてはいけない、というユダヤ教の教えに従っているが、偶然にもそれがAmericaの著名な心臓外科医のDr. Caldwell Esselstynや著名なChina Studyの著者のDr. Colin CampbellDr. Thomas Campbellの勧める健康法と偶然一致していることを最近発見した。

 

ユダヤ人はその生活の中でHebrew Bibleが定めた戒律を守っている。

 

その戒律の一つが「動物の血と油は口にしてはいけない」という戒律である。(Leviticus 第3章第17節、第726節、第1714節に書かれてある。

3.17 あなたがたは脂肪と血とをいっさい食べてはならない。」、

7.26 またあなたがたはすべてその住む所で、鳥にせよ、獣にせよ、すべてその血を食べてはならない。」、

17.14 すべて肉の命は、その血と一つだからである。それで、わたしはイスラエルの人々に言った。あなたがたは、どんな肉の血も食べてはならない。すべて肉の命はその血だからである。すべて血を食べる者は断たれるであろう。」

 

そこで必然的にユダヤ人は血抜き油抜き食を食べることになる。れが欧米社会で俗にユダヤ人を偏見の目で見て「血を食べない人」と​言われるが、実はこれが血断健康法に繋がるのである。

 

​我々ユダヤ人にとって見たくもない有名なShakespeareの劇がある。「ベニスの商人」というイギリス人Shakespeare が書いたユダヤ人に対する偏見に満ち満ちた有名な劇だが、その中Veniceに住む強欲なユダヤ人が描かれている。

 

その金貸しユダヤ人は、どういう訳か一度もユダヤ人を見たこともないShakespeareが(その当時のイギリスにはイギリスからユダヤ人が一人残らず追放されていたので、Shakespeare はユダヤ人を見たこともないのに偏見から鼻の大きなユダヤ人を描いている。)金を貸す時の担保に借主の胸の肉1Poundを取るという契約を結んだというShakespeare の劇である。

 

その時にShakespeareはユダヤ人を馬鹿にしてHebrew Bibleの1節から次のような台詞を劇に登場する裁判官に語らせている。この強欲な金貸しユダヤ人が裁判官にこう言われるのである。

 

「お前達ユダヤ人は血を食べないと言うではないか。ならばお前が担保に取ると言ったこの可愛そうなChristiaの借主の胸の肉を切り取るなら切り取ってみろ。その代わりお前達Hebrew Bibleにあるように血は1滴も流してはいけないぞ。」

 

と裁判官は被告である金貸し強欲のユダヤ人にのたまったのである

 

これが有名なShakespeareの「ベニスの商人」の一番盛り上がる場面である。

 

血断健康法とは目に見える形で動物の肉を避けるという健康法である。

動物の肉は全てその動物の血が含まれているから、ユダヤの戒律を厳格に守るとなると動物の肉は食べないということになる。これは何も英語で言うRed MeatだけではなくLean Meatも食べない、ということになる。

 

Red Meatというのは多くの場合四足動物の肉である。Lean Meatとは二足動物、すなわち鳥類の肉である。鳥類も血液をその肉の中に含むからであり、四足動物も、例えば血のしたたるSteakを考えてもらえれば分かるように、血を食べずに肉を食べることはおよそ不可能であるから、動物の肉、そして鳥の肉も食べない。これがユダヤ人の血断健康法である。

 

Americaの著名な心臓外科医Dr. Caldwell Esselstyn は心臓手術の第一人者として心臓では世界最高と言われるCleveland ClinicSurgeonであった。

 

そのDr. Caldwell Esselstynはそれこそ何百人もの心臓手術患者を見てきたが、BalloonStent、あるいはBypass 手術をやっても結局患者はPlaqueが心臓の冠状動脈にまた詰まって来て、せっかく入れたStent Plaqueで詰まってしまう。そしてまたAngio を起こして病院に担ぎ込まれて来るという繰り返しを何度も見て来て新しい治療方法を開発した。それが有名なDr. Caldwell Esselstyn 著の「Prevent and Revere Heart Disease

 https://www.amazon.com/Prevent-Reverse-Disease-Caldwell-Esselstyn/dp/B005ME4C3A

という本である。

 

このCampbell医師が新たな治療方法として患者に試してみた療法とは、Plaqueが沈着した心臓病患者に対して徹底した食事療法を指導したのである。それがCaldwell Esselstyn博士の有名なZero Cholesterol食事療法である。

 

要するに、Cholesterol を含むものを一切口にさせない、という油断治療方法である。

 

私はこの治療方法を油断健康法と呼んでいる。油を断つと書くが、一切の油を断つように患者に指導するのである。指導するだけではなく、実際にHotelの部屋に閉じ込めて2ヶ月間にわたって完全に油断健康食事を取らせる。そして患者がその習慣を持って2ヶ月後も3年にわたって油断食事療法を行うのである。

 

 

一切油を採らないということは、動物の肉を食べない、魚の肉を食べない、鳥の肉を食べない、Olive Oilも口にしない、油が多いNutsAvocadoPeanuts butter も口にしない、MilkCheeseなどは絶対に口にしない、Butterなどはとんでもない、という油断健康法である。

 

ところが驚くべきことに、この油断食事療法を始めて6ヶ月もすると、それまで270とか300といった極端な高Cholesterol 血症の患者のCholesterol 値がどんどんと下がって来るのである。

 

驚くべきことに150以下に下がるのである。もっと下がった患者もいた。100以下である。

 

そして、その食事療法を2年間続けた後、その人の冠状動脈を撮影すると見事にPlaqueが消えていたのである。

 

これがBest sellerになったDr. Cadwell Esselstynの「Prevent and Reserve Heart Disease」という本である。ちなみに、Dr. Esselstynは私も直接お会いしてその健康方法を取り入れている。

 

ところがもう一つ偶然ではあるが、Dr. Thomas Colin Campbellという有名な公衆衛生学者がPhilippinesの肝臓がん患者の調査をした。

 

Philippinesには、特にCebu 島には肝臓がん患者が多い。その理由はPeanutsを主食とする為に、Peanutsに含まれる発がん物質であるAflatoxin を食べ、それが原因となって肝臓がんを発症するのである。

 

ところが、Dr. Campbellが依頼を受けてその不思議な肝臓がん患者の分布の原因を調査した。それは同じようにPeanutsを食べるPhilippinesの肝臓がん患者の人口当たりの発症率が、ある地域のPhilippinesでは極端に多く、ある地域のPhilippinesでは極端に低いのである。その両地域とも同じようにPeanutsをよく食べている。

 

そこでDr. Thomas CampbellPhilippinesに渡り、長期間滞在しField Studyを行ったところ、意外な結果が判明した。

 

同じようにPeanutsを食べていても貧しい地域の子供達には肝臓がんが極端に少なく、豊かな地域の子供達には肝臓がんが極端に多いということが分かった。

 

そこでDr. Campbellはその地域の食事を綿密に調査したところ、豊かな地域の子供達はよく牛乳を飲む、貧しい地域の子供達はほとんど牛乳を口にすることもない、という大きな食事の違いがあることが分かった。

 

そこで牛乳と肝臓癌がどういう関係があるのかをネズミにPeanuts毒であるAflatoxin を与え、2つのGroupに分けた。一方のネズミには牛乳をたらふく飲ませ、もう一方のネズミにはほとんど飲ませなかった。そしてネズミの実験を続けたところ、牛乳を飲ませたネズミの方に癌が発症し、牛乳を飲ませなかったネズミには癌が発症しなかった。

   

そこでさらにThomas Campbell博士が牛乳の中に含まれるどの成分がネズミの癌を発症させているかを徹底的に調べたところ、牛乳に含まれるたんぱく質であるカゼインCasein英語ではケイシンと発音する)が関係していることが分かった。つまり、牛乳に含まれるたんぱく質であるCaseinそのものが発癌促進剤の役割を果たしているらしい。

 

そこでDr. Campbellはさらに調査を広げ、中国の研究者と協力し中国大陸に於ける各地の人口比発癌率と牛乳の消費量とを調査したところ、見事にPhilippinesの調査と同じ結果が出たのである。

Dr. Campbell の「China Study」(https://www.amazon.com/China-Study-Comprehensive-Nutrition-Implications/dp/194295283X)に詳しく書かれている。

 

かくして、ユダヤ人の食事戒律の一つである乳製品、牛乳と肉とは一緒に口にしないという「乳断健康法」にもSpot Lightが当たることとなった。

 

ユダヤ人はその食事戒律で乳断食事を厳守している。基本的に牛乳Cheeseその他の乳製品は口にしないのである。それはユダヤのHebrew Bibleの中に「母親の牛乳で子羊を煮てはいけない」というくだりがあり(Deuteronomy 1421節)、「肉を食べるなら牛乳は飲むな」、「Cheeseを食べるなら肉は食べるな」という食事戒律である。

 

そこでユダヤ人は面倒くさいので自宅の冷蔵庫から牛乳を追放することになるのである。ユダヤ人の行くKosherRestaurantに行けばSoy Milkは置いてあっても牛乳は置いていない、Cheeseも置いていない。出て来る肉は血抜きし脂抜きをした、いわゆるKosher Meatである。

 

血抜き脂抜きに非常に手間がかかるのでKosher Meatは値段がもの凄く高い。そこで勢いKosher Meatにも手を出さないユダヤ人が多い。かくしてユダヤ人は勢Vegetarianになるのである。

 

こう見てくると、Americaの最新医学の調査研究で牛乳を口にしない(乳断)ことが癌の抑制に繋がり、血抜き(血断)すなわち肉を食べないこと、油を食べないこと(油断)がCholesterol の低下に繋がり、循環器系の病気にかからなくするということになることが分かったのである。

 

ユダヤ人はHebrew Bibleで何千年も前からそういう食事療法というか食事戒律(油断、血断、乳断)を守ってきた。​ユダヤの神がユダヤ人に授けた戒律がユダヤ人​の健康を守ってきたのだ

 

| - | 01:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
Parashat Shemot

今週はユダヤ暦5778年のTevetの月のShabbat 19日、Christian歴で言うと2018年1月6日。

 

今週のParashatはExodus/Shemot、ギリシャ語ではWay out、つまり出口あるいは外出路という意味であるが、このExodusには40章11 Siddurが含まれている。従って11週に渡って読んで行くことになる。

 

Exodusにはユダヤ人がEgyptで奴隷になりMosesが立ち上がり、神がEgyptをこらしめ、そしてEgyptから脱出する物語が描かれている。

 

ShemotはさらにMt. Sinaiでユダヤ人に守るべき宗教上、生活上、民法上、そして道徳上の義務が啓示される場面も描写していく。紀元前約1400年の出来事である。

 

それまでEgyptで豊かに暮らしていたユダヤ人が新しいPharaohが現れるとユダヤ人の最高執政官Josephのことを全く知らないPharaohはEgypt中にユダヤ人の数が増えて来ることに脅威を感じ、これを抑圧する圧政に着手した。まず権利を奪い奴隷化し、苦役を科し、そして第1子の男子が生まれた場合にはそれを全て殺害することを命じたのである。

 

​どこかの国のTrxxxp という者が黒人が増え過ぎて“shithole”と言ったことと全く同じである。 ​

 

物語はさらに続き、Mosesの出生、そして時のPharaohの娘により赤子であったMosesが発見され、Mosesが成長してユダヤ人の奴隷がEgyptの看守にひどく殴られている場面を見てMosesが立ち上がり、そしてMosesは一人Egyptを脱出しMidianに落ち着くが、そこで羊守りとして生活していたが、Burning bush 藪が燃えているのを見て、そこに近づくや神からの啓示を受けてEgyptに戻り、同胞のユダヤ人を助け出すように神がMosesに命じる。

 

Mosesが神の命に従ってEgyptに着くと、そこでMosesの長兄Aaronと再会する。そしてMosesとAaronはEgyptの王Pharaohに会い、ユダヤ人達を解放するように要求したが、Pharaohからその要求を却下された。

 

以上がShemotの大体のあらすじである。

| - | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) |